― Story ―
暗闇のなか妖しく光る、燐光の国。
そこへ辿り着くには少しの知恵と好奇心が必要だ。
夜明け前、空が青色に染まったとき道は開かれるという。
あとは好奇心さえ忘れなければきっと。
◆ブラックライトがなかったその昔。
夜明け前、空が青色なら紫外線が満ちていて
この時にウランガラスが蛍光を放ったので知られるようになったといいます。
こちらは、妖しく美しいヴィンテージウランガラスを使い、アクセサリーとして現代に蘇らせたシリーズです。
豪華なことに大粒がピアスになりました。
めずらしいカット入りの大粒、透明感もありキラキラ瑞々しいです。
グリーン、光源によってはレモンのような色合いにも見えます。
そして…ブラックライトを当てた瞬間、はっ!と息をのむ鮮やかな蛍光色に大変身。(写真1)
暗闇で当てると、ウランガラスの周りに蛍光色が広がり、本当に魔法が発動しているかのように思えるほどです。
台座の裏は空いており、光を透します。
いにしえの雰囲気も感じられる真鍮台座(アンティークゴールド色)です。
〜〜* ウランガラスの世界へようこそ *〜〜
ウランガラスは1830年代、チェコで発明されたガラスで
紫外線を当てると魔法のような蛍光色の光を放ちます。(写真3)
そのままでも、透きとおった鮮やかな色が美しいのも特徴です。
極微量のウランを加えることによって作り出されていました。
ウランはガラスに閉じ込められいること、加えて極微量ということから、
人体には全く心配ないことが分かっています。
その妖しげな色合いに魅了され、ウランガラスにこだわり
コレクションするほどのコレクターも多く高値で取引されています。
素材 | ウランガラス、真鍮(金古美色) | 寸法 |
ウランガラス約1.3×1.7cm | 備考 | 作家が新たな台座にセットし、現代に蘇らせたものになります。Storyは空想上の物語です。 |